自分の人生を生きて欲しい!心理セラピーみやまの菅原美奈さんインタビュー

事業家の方々へのインタビュー『みやぎで活きる人』の第一弾は、心理セラピーみやまの菅原美奈さんです。

菅原さんは、宮城県仙台市で心理セラピストをなさっています。

皆さんは、心理セラピーとか、心理カウンセリングなんて聞くと、どんなイメージでしょうか?

恋愛や家族との人間関係、夫婦の問題、仕事のストレスなど、人生には様々な問題がありますよね?しかし、日本ではそれを心理セラピーで解決しようと考える人は、まだまだ少ないかもしれません。

そこで、今回は菅原さんに、

  • セラピストを志した理由
  • 心理セラピーの効果
  • 今後の目標

 
などをインタビューしました!

そこには素晴らしい人生にするためのヒントが、たくさん詰まっていましたよ!

ぜひ、読んでみてくださいね!



心理セラピーみやまの特徴

人生の悩みの多くを占める人間関係の悩みや、自分自身を生きるための力を取り戻すことに、重点を置いている心理セラピーです。

多くの場合、幼少期の両親との関係や子供の頃に傷付いた体験、満たされなかった想いなどが、大人になって人間関係の問題として表れてしまうのだそうです。

そのような幼少期の体験を、心理セラピーを通して再度体験することで、心の傷の癒し、未完了の想いを完了させます。それによって、自分の人生を取り戻すことができるのが、みやまの心理セラピーの特徴です。

私も“自信が無い”“みんなの目が気になる”“どうせ自分は人望が無い”のような、ネガティブな心の声に支配されているように思えます。そんな、間違った声から解放されて、本当に自分が生きたいように生きれたら、もの凄く自由だなって思います。

というわけで、菅原さんにインタビュー開始です!

セラピストの道を志したのは、自分の心の問題を解決したかったから

やふひちやふひち

今日はよろしくお願いします。

早速質問なのですが、菅原さんが、セラピストになろうと思ったきっかけは何ですか?

菅原さん菅原さん

セラピストになろうというよりも、自分の問題を解決したかったのが、最初のきっかけでした。その中で心理学の基礎講座と応用講座を受講しながら、徐々にセラピストになろうと思っていったんです。

やふひちやふひち

それはホームページに書いてある、リトリーブサイコセラピーですか?

菅原さん菅原さん

はい、そうです。でも、その頃は”セラピューティック”という名前でした。その講座の中で心理知識の座学と心理セラピーセッションをうけながら学んでいきました。そこで自分と向合うことを徹底的にする時間を持つ事ができたのです。

今まで生きている中でこのようなトコトン自分を知る時間を持つ事はありませんでした。そうした日々の積み重ねの中で、日常生活の中でも子供たちや夫婦関係も良くなっていきながら、自分を生きることを実感したんです。

やふひちやふひち

実際にご家族との関係に、良い影響が出たのは素晴らしいですね!

菅原さん菅原さん

さらに昔から自分で何かしたいという気持ちは強かったんです。心理学を学んでいく中でこのお仕事はわたしの体1つで長くでき、自分の経験も役立てるとおもいました。また、生きる力を取り戻して、その家族や周りにも良い流れになることは、いい事だと感じ、セラピストという仕事をしてみようと思ったんです。

やふひちやふひち

確かに心理療法士は、年齢と共に経験を重ねていくにつれて、サービスの質が上がっていく職種ですよね。自分の知識や経験のような形のないもので、お金を稼ぐことができるのは、とても魅力的なお仕事だと思います。

若い頃の菅原さんは、他人の借金の肩代わりや過労などのストレスで、過食と嘔吐を繰り返したりしていたそうです。菅原さんが抱えてらっしゃった”問題”の詳しいことは、みやまのホームページに詳しく書いてあります。

お話ししていると、朗らかで安心感がにじみ出ている人柄なので、そこに書いてあることが本当に信じられません。それだけでも、心理セラピーがもの凄く効果があった事を感じさせてくれます。



全身が震えて寒気が止まりませんでした…

やふひちやふひち

では、菅原さんは、ご自分がセラピーを受けて効果があったからセラピストを志したんですね?

菅原さん菅原さん

そうなんです。最初はいろんな心理系のブログをたくさん読んでいたんです。その中で今のリトリーブサイコセラピーをつくった大鶴和江師のブログも読むようになりました。読んでいて、書いてあることは自分に当てはまることばかりだと感じました。

そして東日本大震災も経験し『このままでは嫌だ!』と感じて、自分の問題を解決したいと思うようになったんです。

やふひちやふひち

受け身の姿勢ではなく、ご自分から求めていってたんですね。

菅原さん菅原さん

そんな時に仙台でリトリーブサイコセラピーの一日講座というのがあったので、それに参加したんです。

その時のオープンセッションを見ただけで、心と身体で反応し全身に寒気と震えが出てきて、嗚咽が止まらなくなりました。それをきっかけに、自分でもセラピーを受けてみて、長期の心理学の講座も正式に受講することを決めました。

やふひちやふひち

それは、凄い体験でしたね。お話ししてくださってありがとうございます。

講座を受けて変わったところはなんですか?

菅原さん菅原さん

まず、自分を知ることの大切さに気付きました。そして、自分の内側で何が起きているのかを内観することで、押さえられない怒りの深い部分の想いに気付いたんです。

そして、”自分なんていなくてもいいんだ”という強い自己否定もなくなっていきました。このままの自分で生きていていいという風に、自己肯定感を持つ事ができるようになったんです。

やふひちやふひち

私も自己否定の気持ちは少なからずあるので、とても羨ましいです。

菅原さん菅原さん

今までは、自分なんていなくてもいいという想いがありました。

そして、不安を避けるための生き方しかしてなかったんです。でも、自分が主体性を持って生きていて、何事も自分が選んでいる感覚に気付くことができました。

そして、嫌なことが起きた時にも「これは自分がダメだったからこうなったんだ」という考え方ではなくなったんです。シンプルに”じゃあ、どうやって解決しようかな?”と考えられるようになりました。そして、心も身体も楽になり、余裕とゆとりを持つ事ができるようになったんです。

やふひちやふひち

それは、大きな変化ですね。私にはなかなか難しそうです。

菅原さん菅原さん

さらに自分の子供の頃のトラウマが薄れていきました。人間の脳の中には、過去の傷付いた体験の記憶が五感と一緒に冷凍保存されていて、大人になってもそれに触れるような出来事があると、問題となって引っかかったりしてしまいます。

だから、それを解凍して、その心と身体の記憶を感情を感じながら、過去の未完了の想いを完了させていきます。

やふひちやふひち

五感と共に記憶されているなんて、トラウマって怖いですね…。

菅原さん菅原さん

でも、それは過去のことなのでとらわれる必要が無くて、今は起きていないんだということを自分自身の心と身体で、腑に落ちて理解するんです。

そうしていくことで、自分は存在しても良い、生きていても良いんだなと受け入れることができるようになったんです。

今、振り返ってみると、”自分なんてどうでも良い人間なんだ”と思っていたので、無理な働き方をして、体を壊してもムチャクチャな生き方をしていたんだなと思います。

私たちは日常生活で、自己否定や怒りやイライラなど、心の中の間違った声に支配されて、行動していることが多いのではないでしょうか?少なくとも私自身が、そんな人間だなと感じます。

それに対して、菅原さんはそのような間違った声から解放されて、本当の自分の気持ちに正直に生きていらっしゃるんだなと感じました。

それは本当に自由で、素晴らしい人生だなと思います。



最近では電話カウンセリングもやっています

やふひちやふひち

セラピストになった現在は、普段どのように活動なさっているんですか?

菅原さん菅原さん

普段は心理カウンセリングや心理セラピーセッションをしています。最近ではコロナの感染リスクもあるので、心理カウンセリングはオンラインで行っています。

他にはブログやSNSで、心理に関する役立つ情報を発信したりしています。

素顔に出会えた時に、やっててよかったと感じます!

やふひちやふひち

このお仕事のやりがいや喜びは何ですか?

菅原さん菅原さん

セッションする中で、クライアントさんの表情が変わる時があるんです。本当の自分の顔のような素顔(?)に出会えたりします。その時にやって良かったなって思います。

自分の気持ちを気づいた時に、本当にキレイな表情になるんです。クライアントさんのわだかまり、引っかかっていたことに気づくことが出来て良かったなと思えます。

先日したセラピーセッションでは、その方は最初は言葉がこもって、聞き取りづらかったんです。それがセッション後には喜びに満ちた笑顔で、シャンと背筋が伸びて、身体の芯を通った声で「ありがとうございました!」とお礼を言って帰っていったんです。

それは本当に嬉しかったです。



ぶっ飛んだ夢があるんです(笑)

やふひちやふひち

今後の夢や目標を教えてください

菅原さん菅原さん

実はぶっとんだ夢があるんです。それは心理の総合施設を作ることです。(笑)

ロビーがあって、カフェや雑貨のお店やホテル、温泉、ジムなんかがあって、子供を遊ばせる場所もあったり、講座やセラピーを受けたりするような施設です。体も心も総合的に癒せる施設です。

心理ビルでもいいかもしれません。ビルの1階にカフェ、2階ではセラピーセッションができたり。カフェには心理関係の本があったりして自分を生きることを見つめる場所になったらいいと思うんです。

やふひちやふひち

心理セラピーをもっと身近なものにしたい、ということなんでしょうか?

菅原さん菅原さん

そうですね。身近にしたいです。

わたしがやっている心理セラピーって今まで自分が避けていた一番感じたくない部分を扱うことになるので、そんなに気楽ではないかもしれません。でも、確実に生きるのが楽になると思うんです(笑)

そんな心理セラピー施設をつくって、年をとったら掃除でもしながら来ている人をこっそり眺め応援したいです。そして「じつは私がこの施設を作ったのよ」なんて心の中で思いながら窓ガラスを拭いてるみたいな…あ、だいぶ妄想が止まりません(笑)

面白いと思った方、是非ご支援お声がけください!

確かに独創的なアイデアですね(笑)

でも、それくらい心のケアが、当たり前のように必要とされる世の中になるのは、とてもいいことだと思います。

素敵な夢なので、ぜひ、実現して欲しいです!

自分の人生を生きて欲しいです

やふひちやふひち

最後に読者へのメッセージをお願いします。

菅原さん菅原さん

あの時自分が、心理の勉強をしなかったら、我慢ばかりして眉間にしわを寄せ、無理して体全体を固くして、被害者意識でいっぱいになりながら自己否定を強くして生きていただろうなと思います。

簡単では無いですけど、もし、苦しい想いがあるなら、自分と向き合うことをおすすめします。

わたしは心理セラピーでも何でもいいと思いますが、一番は自分の生きる力を取り戻し『自分の人生を生きて欲しい』って思います。

自分の心と向き合うことは、とても価値があることだと思うので、ぜひ、やってみて欲しいです。

最後に

菅原さんはお話の中で、昔のご自分のことも、オープンに話してくださいました。その一つ一つは、今の菅原さんからは想像もつかないことばかりでした。

今の菅原さんには、言葉の端々から活力を感じます。心理セラピーを通して、人生の良い生きる流れが出来ればいいという強い想いが感じられました。

特に私は『自分の人生を生きて欲しい』という言葉が、強く心に残りました。

自分が何か引っかかると思うのであれば、ぜひ、みやまの心理セラピーや心理カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

心理セラピーみやまの情報

名前 心理セラピーみやま
業種 心理セラピー・心理カウンセリング
営業時間 ホームページを参照してください
問い合わせ先 goenn@miyama37.com
ホームページ 心理セラピーみやま