浦戸諸島は癒しのスポット!松島観光に飽きたら浦戸諸島がおススメ!

松島観光に行くと、恐らくほとんどの人が乗るのが、松島海岸から出ている遊覧船だと思います。

この遊覧船の中で流れる観光ガイドの音声の中に、「松島湾には人が住んでいる島が4つあります」なんて、説明がありますよね?そう言われると、いったいどんな人が住んでるのか、興味を持った人も多いかもしれませんね。

実はこの島々は、とっても素敵な場所なんです。

この島は浦戸諸島といって、ゆっくり時間が流れる心癒される場所です。

そんな浦戸諸島のことを紹介します!



浦戸諸島とは?

浦戸諸島は松島湾に浮かぶ島々です。松島湾にあるものの住所は塩釜市です。

そして、この浦戸諸島の中で、人が住んでいるのは、この4つの島です。

  • 桂島
  • 野々島
  • 寒風沢島
  • 朴島

この島に渡るためには、塩釜市営汽船に乗る必要があります。

浦戸諸島には『マリンゲート塩釜』から

塩釜市営汽船は、マリンゲート塩釜から出ています。松島湾の遊覧船もここから出ています。乗るのは塩釜市営汽船なので、乗る船を間違えないようにご注意ください。

また、マリンゲート塩釜には、浦戸諸島の観光ガイドが置いてあります。塩釜市営汽船の時刻表や無料の渡し船を呼ぶための電話番号なども書いてあるので、忘れずに持って行ってくださいね。

無料の渡し船を活用しよう!

浦戸諸島の人が住んでいる島の間には、無料の渡し船があります。電話してお願いすると、数分で迎えに来てくれます。

島から島へ渡る場合には、塩釜市営汽船に乗る必要が無いので、とってもありがたいですよね!

しかも、島の見どころなどを聞くと、親切に色々教えてくれます。

渡る場所によって、電話番号が違うので、自分の目的地を確認してから、電話をかけてくださいね。

  • 080-5560-5716(石浜-野々島)
  • 080-5560-5717(野々島-寒風沢島、野々島-朴島、寒風沢島-朴島)

浦戸諸島への渡り方が分かったところで、それぞれの島の見どころを紹介していきます(^^)/

桂島

塩釜市営汽船に乗船して最初に着くのが「桂島」です。浦戸諸島の中では、大きい島なので、もし反対側から散策したい場合には、「石浜」で下船するといいです。

桂島には、ハイキングコースや海水浴場などがあり、民宿などの宿泊施設もいくつもあります。4つの島の中では、桂島が最もレジャーに最適な場所です。

ハイキングコースからは、このような松島湾の風景を眺めることができます。

遊覧船から眺めるよりも、のんびり風景を楽しむことができますよ!

桂島海水浴場は綺麗で、とっても広く開放的です!

のんびり遊ぶなら、このビーチがおすすめです。

島内はしっかりと整備されていて、休憩できるようにベンチもたくさんあります。

散策中に疲れても安心ですね。

浦戸諸島の中で唯一の郵便局があるのが、この桂島です。

観光客が一番多いのも桂島なので、初めて浦戸諸島に行く人には、桂島はおススメですよ!

さらに詳しい情報はこちらの記事でレポートしているので、こちらもご覧ください♪



野々島

「野々島」も観光客向けに整えられた島です。ハーブや花が植えられていて、宿泊施設もあります。

さほど大きな島ではないのですが、自然豊かで見どころがたくさんあります。個人的には4つの島の中で、一番好きな島です。

遊歩道には、こんな感じの木のトンネルになってる道があります。

小中学校に続く道の両脇には、花が咲いていて幸せな香りを漂わせています。

南国リゾートに来たような気分になりますよ♪

入り江からの風景は、やっぱり松島の風情を感じさせます。

ベンチに座ってボーっと眺めているのがおススメです。

そして、一番おすすめなのが、宇内浜です。

渡し船の船頭さん曰く、仕事が終わった後に、宇内浜で飲むビールが最高なんだとか(^^♪

人も少ないので、まさにプライベートビーチです!

観光用に適度に整備されながら、人も少ない静かな環境がとても魅力的です。

詳しいレポートは、こちらの記事に書いてあるので、ぜひご覧ください!



寒風沢島

寒風沢島は4つの島の中で、最も大きい島です。でも、比較的平坦で歩きやすいです。

日本の漁村の原風景のような場所やハイキングコース、ビーチなどがあります。

そして、なんと言っても全然人がいません(^^;

一人になりたい時には、一番おすすめの島ですよ!

船着き場付近の集落を抜けて南へ歩いていくと、田んぼなどののどかな風景が見えてきます。

さらに進むと、野原が広々と広がっています。

ハイキングコースもあります。桂島のハイキングコースよりは、だいぶ歩きやすいです(^^)/

展望台からはこんな風景を見ることができます。

一番おすすめなのが、元屋敷浜です。とっても広くて海風が気持ちイイです!

そして、何よりも人がいないのが嬉しいです。ボーっとするのにおすすめの場所ですよ♪

一人になりたい時に、寒風沢島は最適な場所です。

さらに詳しい情報は、こちらの記事に書いているので、ご覧くださいね!

朴島

寒風沢島は4つの島の中で、最も小さい島です。30分くらいですぐに回れてしまうので、他の島と一緒に楽しむのがおすすめですよ!

また、春には菜の花畑がとっても綺麗です。朴島のおすすめの季節は春です♪

まず、なんと言っても船着場からの景色がとても気持ちイイです!

船着き場のそばには、集落があります。集会所や市営住宅なども近くにあります。

でも、住宅があるのは、この辺りだけです。あとは本当に人がいません。

島内には神社や畑などがあります。

とっても静かで、落ち着く雰囲気の場所です。

浦戸諸島の中では、一番小さな朴島の詳しいレポートは、こちらの記事に書いてあります。

ぜひ、こちらもご覧くださいね!



行く前の注意点

浦戸諸島に行く前には、ちょっとした準備が必要です。

普通の観光地のように、売店やトイレなどが整備されていないので、事前に準備してから行くようにしてください。

以下、注意点をお伝えしますね。

トイレの場所をチェック

公衆トイレは、船着き場のそばにあります。それ以外の場所には無いので、散策する前に済ましておくと無難です。

こちらは桂島の船着き場にある待合所です。

公衆トイレの中では、一番綺麗なので、まずはここでトイレに行っておくと安心です。

こちらは野々島の船着き場近くの浦戸開発センターです。この建物の横にも公衆トイレがあります。

ただし、ここはちょっと古いので、どうしてもの場合に利用するくらいが良いと思います…。

そして、こちらは寒風沢島の船着き場の待合所です。右側の建物がトイレです。

ここも清潔なトイレですよ。寒風沢島は広いので、事前にここでトイレに行っておくのをお勧めします。

飲食物は事前に買っておく

浦戸諸島にはコンビニはおろか売店なんてものはありません。

ドリンクを売っている自動販売機などはありますが、食べ物は島に来る前に準備しておく必要があります。

マリンゲート塩釜の近くには、「花まる弁当」というお弁当屋さんがあります。

唐揚弁当は400円からありますし、ペットボトルのお茶も100円で買えるという良心的なお店です。ここでお弁当を買っていくとイイと思います(^^)/

もちろん食べた後のゴミは持ち帰ってくださいね。

休憩場所をチェック

桂島や野々島などは結構整備されているので、島の色んな場所に休憩できる場所があります。

しかし、寒風沢島や朴島には、船着き場以外にはベンチなどはほとんどありません。

また、ベンチがある場所は、必ずしも日陰ではないので、夏場は紫外線熱中症の対策も重要です。

休憩は計画的に取るようにしてくださいね。

浦戸諸島のアクセス情報

浦戸諸島の島々に渡るには、まずマリンゲート塩釜に来る必要があります。

駐車場は有料なので、JRで来た方が良いかもしれませんね。

【マリンゲート塩釜へのアクセス情報】

住所 宮城県塩竈市港町1-4-1
駐車場 あり(有料)
アクセス JR 「本塩釜駅」 徒歩10分
公式サイト マリンゲート塩釜

マリンゲート塩釜からは、塩釜市営汽船を利用します。

2時間に1本くらい運行しています。終便は意外に早いので、乗り過ごさないようにご注意ください。

【浦戸諸島へのアクセス情報】

住所 宮城県塩竈市浦戸
アクセス(水上バス) マリンゲート塩釜」より、塩釜市営汽船に乗る
桂島:「桂島」または「石浜」で下船
野々島:「野々島」で下船
寒風沢島:「寒風沢島」で下船
朴島:「朴島」で下船
公式サイト 浦戸諸島

浦戸諸島の宿泊施設

浦戸諸島には、もちろん宿泊施設もあります。

現在は桂島や寒風沢島で、ペンションや民宿が営業しています。

日帰りじゃ満足できないという方は、泊りがけで行ってみてはいかがでしょう(^^)/

【桂島の宿泊施設】

名前 電話番号 Webサイト(ネット予約)
ペンション スターボード 022-369-2235 ペンション スターボード
ペンション鬼ヶ浜 022-369-2311 ペンション鬼ヶ浜
民宿 津森荘 022-369-2128

【寒風沢島の宿泊施設】

名前 電話番号 Webサイト(ネット予約)
潮陽館 022-369-2437
外川屋 022-369-2359
幸栄荘 022-369-2005

まとめ

松島を遊覧船で眺めるのも良いのですが、それだけではあっという間です。

どうせなら、松島は松島に浮かぶ島から眺めてみてはいかがでしょうか?

のどかでゆっくりした時間が流れる浦戸諸島に渡ってみて、たまには何も考えない時間を持ってみてはいかがでしょうか?